アルテオジェン、アルテオジェン・バイオロジクスの吸収合併を決定…開発から商業化までの能力を統合
網膜疾患パイプラインとグローバル臨床・許認可、営業・マーケティング能力の内製化
アルテオジェン・バイオロジクスの国内外の営業・マーケティングノウハウを結合し、自社開発製品の商業化基盤を強化
組織・投資財源の統合と生産施設投資を連携させ、中長期的な成長エンジンを拡充
バイオプラットフォーム企業のアルテオジェン(196170)が、子会社であるアルテオジェン・バイオロジクスを吸収合併し、研究開発から臨床・許認可、生産・販売に至る事業能力を統合する。子会社に分散していたパイプライン事業能力とグローバルな臨床・許認可の経験、国内外の営業・マーケティング組織を内製化することで、自社開発製品の商業化基盤を強化し、中長期的な成長エンジンを拡充する構想だ。
アルテオジェンは6日の取締役会において、子会社のアルテオジェン・バイオロジクスを小規模合併方式で吸収合併することを決定したと公表した。両社は7日に合併契約を締結する予定である。
アルテオジェン・バイオロジクスは、アルテオジェンが株式の62.9%を保有する従属会社である。アイリーア・バイオシミラー「ALT-L9」(製品名:アイラックスビー、アイゼンピジュ)のグローバル臨床第3相試験の成功と欧州での承認実績を有しており、「テルガジェ(Tergase)」等の医薬品の営業・マーケティングや、加齢黄斑変性疾患のベスト・イン・クラス治療薬候補物質「ALTS-OP01」の開発などを行っている。
アルテオジェンは今回の合併を通じ、子会社に分散していたパイプライン事業能力を直接統合し、研究開発から商業化までを一貫して行う事業体系を強化する計画だ。これにより、自社製品の臨床進捗と許認可の経験、成果を企業価値に直接反映させる基盤を構築し、中長期的な成長エンジンと株主価値を高めることを目指す。
今回の合併は、アルテオジェンがアルテオジェン・バイオロジクスを吸収合併する方式で行われ、小規模合併の手続きに則って推進される予定である。アルテオジェン・バイオロジクスの株式1株につき、アルテオジェンの新株0.1679581株が割り当てられる。合併が完了すると、アルテオジェン・バイオロジクスの株主を対象に、アルテオジェンの株式計600,477株が新規発行される。なお、アルテオジェンが保有しているアルテオジェン・バイオロジクスの持分62.9%には合併新株は割り当てられない。
合併比率は、関連法令に基づき算定したアルテオジェンの基準時価と、主要な評価前提の比較・協議および外部評価を経たアルテオジェン・バイオロジクスの本質価値を根拠に算出された。合併期日は12月29日を予定している。
アルテオジェンは今回の合併を検討するにあたり、独立取締役で構成される特別委員会を設置し、法律・財務分野の顧問会社や証券会社など外部専門家の検討を活用した。特別委員会は、合併の目的と必要性、価値評価方法と主要前提の妥当性、会社および全株主に与える影響、ならびに株主間の公平な待遇などを総合的に検討し、合併の推進を勧告した。また、公表や株主との対話などの後続措置の忠実な履行も要請した。取締役会は、特別委員会の検討結果と勧告を考慮し、合併推進を承認した。
アルテオジェンは今回の合併を、初期の研究開発から臨床・許認可・生産・販売までを網羅する企業へと飛躍するための転機とする方針だ。最近確定した生産施設への投資と並行し、アルテオジェン・バイオロジクスのグローバルな臨床・許認可の経験と営業・マーケティング能力を統合することで、各事業を連結する基盤を構築する計画である。特に、アルテオジェン・バイオロジクスが構築した国内外の営業組織とマーケティングノウハウを活用し、今後アルテオジェンが自社開発する製品の商業化に必要な事業基盤を強化する。
また、両社に分散していた組織とリソースを統合して管理効率を高め、パイプライン開発と商業化に必要な投資および意思決定体系を一元化する予定である。眼科疾患分野の専門性を基盤に、後続パイプラインの開発能力を強化し、「ヒブロザイム(Hybrozyme)」プラットフォーム以降の新たな成長基盤も拡大できるものと期待している。
アルテオジェンの関係者は「今回の合併は、ヒブロザイムプラットフォームを基盤に成長してきたアルテオジェンが、自社製品の開発と商業化へと事業領域を広げるための転換点である」とし、「黄斑変性治療新薬『ALTS-OP01』などの新規パイプライン開発能力を確保し、アルテオジェン・バイオロジクスが保有する国内外の営業・マーケティング人材とノウハウを内製化することで、今後の自社開発製品の商業化において営業組織をゼロから構築する時間と負担を軽減し、既に確立された組織と経験を活用したい」と述べた。
続けて「研究開発から生産・販売までをつなぐ事業体系を強化し、中長期的な企業価値と株主価値を高めていく」と付け加えた。
アルテオジェンは7日から会社ホームページを通じて合併関連資料とFAQを提供し、株主からの意見受付窓口を運営する計画である。主要な質問や意見は検討の上、合併関連の証券申告書および今後の説明資料に反映させる予定だ。
10月15日にはテジョン(大田)で株主懇談会を開催し、合併の目的と期待効果、今後の事業計画などを説明し、株主の意見を聴取する予定である。前日の10月14日には、アルテオジェン・バイオロジクスが自社の株主を対象に株主懇談会を開催する予定だ。懇談会後も必要に応じて追加説明会など後続の対話を進める予定であり、イベントの場所や参加方法など詳細については、各社のホームページを通じて案内する。







