半導体指数が9営業日ぶり上昇…アマゾン4.98%・テスラ3.76%高、S&P500は0.41%上昇・ダウ0.07%下落…コアウィーブは投資判断引き上げも下落
米ニューヨーク証券市場が19日(現地時間)、業種によってまちまちの動きとなった。半導体や大型インターネット株が上昇してナスダック指数を押し上げたが、銀行や製薬株の多くは下落した。ハイテク株を中心に反発が見られたものの、市場全般への買いの広がりは見られなかった。
この日のナスダック総合指数は前取引日比290.85ポイント(1.11%)高の2万6430.89で取引を終えた。S&P500種指数は31.29ポイント(0.41%)高の7690.73を記録した。ダウ工業株30種平均は36.38ポイント(0.07%)安の5万1966.03で取引を終えた。
半導体株は連日の下落から抜け出した。フィラデルフィア半導体指数は1.61%高の1万1316.34で引けた。過去8営業日間で約15.7%下落した後、9営業日ぶりに上昇した。エヌビディアが1.38%、ブロードコムが1.78%、AMDが1.76%それぞれ上昇し、マイクロン・テクノロジーやインテルもそれぞれ2.96%、2.43%上昇した。
ストレージ関連銘柄の上昇幅も大きかった。ウェスタン・デジタルは6.09%、サンディスクは5.53%、シーゲイト・テクノロジーは3.41%それぞれ上昇した。ソフトウェア銘柄ではパランティア・テクノロジーズが4.37%上昇した。
大型株の中ではアマゾンが4.98%上昇した。モルガン・スタンレーはアマゾンを最上位推奨銘柄に選定した。テスラも3.76%上昇し、マイクロソフトとアルファベットはそれぞれ0.84%、1.05%上昇した。アップルは0.15%、メタは0.55%それぞれ下落した。
銀行株はそろって軟調だった。JPモルガン・チェースが1.82%、バンク・オブ・アメリカ(BofA)が1.64%下落し、ウェルズ・ファーゴとシティグループはそれぞれ2.47%、2.07%下落した。製薬株ではイーライリリーが1.33%、メルクが1.59%、アムジェンが1.75%下落した。一方、ユナイテッドヘルス・グループは1.36%高となり、ヘルスケア銘柄の中でも明暗が分かれた。
指数の上昇とは裏腹に、下落銘柄の方が多かった。ニューヨーク証券取引所(NYSE)では下落銘柄数が上昇銘柄数の約1.69倍に上り、ナスダック市場でも下落銘柄数が上昇銘柄数を上回った。S&P500の11業種のうち7業種が下落した。
AI関連株がすべて反発したわけではない。AIクラウド企業のコアウィーブは前取引日比0.44%安の61.12ドルで引けた。ゴールドマン・サックスはこの日、コアウィーブに対する投資判断を「中立」から「買い」に引き上げたが、目標株価は139ドルから106ドルに引き下げた。株価は場中に7%超上昇したが、上げ幅を縮小した。
米10年債利回りはダウ・ジョーンズ・マーケット・データ基準で前取引日比3.8bp(1bp=0.01%ポイント)上昇の5.135%を記録した。
原油先物は契約ごとにまちまちとなった。取引が集中したWTI(西テキサス産原油)12月物は0.5%安の1バレル=98.54ドル、北海ブレント原油12月物は0.3%安の109.55ドルで引けた。20日に満期を控えたWTI11月物は、取引量が減少する中、2.22%高の103.66ドルを記録した。



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