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「ちいかわ」188万人が示す意味…小さくてかわいいキャラクターが映画館を動かす

「ちいかわ」188万人が示す意味…小さくてかわいいキャラクターが映画館を動かす

「ちいかわ」188万人が示す意味…小さくてかわいいキャラクターが映画館を動かす
MTIMES Archive / Photo

小さくてかわいいキャラクターが映画街の中心に立った。日本のアニメーション映画『劇場版 ちいかわ 人魚の島の秘密』が累積観客数188万人近くに迫り、ヒットを続けている。キャラクターに向けた関心が劇場の観覧につながっているという点で、今回の成績は1本の映画のヒットとともに、ファンダムの消費転換を読み解く事例となる。

21日の映画館入場券統合電算網の集計によると、『劇場版 ちいかわ 人魚の島の秘密』は前日に観客2万2474人を動員し、デイリーボックスオフィス1位を獲得した。先月30日の封切以降、累積観客数は187万5607人に達する。

同日、『暗殺者(たち)』は1万6150人で2位、『タッツァ:ベルゼブブの歌』は1万1818人で3位にランクインした。『ちいかわ』は21日21時時点の前売り券販売数でも6万1636枚を記録し、トップに立った。前売り率は26.3%に達している。

出所: KOFIC 映画館入場券統合電算網

ストーリーだけでなく「好きな対象」を観に行く

『ちいかわ』劇場版は、報酬100倍の誘惑に誘われて未知の島へと旅立ったちいかわ一行が、そこに隠された秘密を暴いていくストーリーを描いている。映画振興委員会のウェブジンによる10月第1週の集計によると、公開初週の観客数は約71万人、売上高は約73億ウォンだった。同週のボックスオフィス順位は『暗殺者(たち)』に次ぐ2位だった。

初週に獲得した観客が公開後も継続している点が目を引く。公開初期の関心にとどまらず、20日時点で累積観客数187万人を突破し、デイリー興行の首位に立ったのだ。

今回のヒットを読み解く一つの視点は、観客が購入しているものは何であるかという問いだ。映画の筋書きや完成度だけでなく、すでに好きなキャラクターを大画面で出会う経験も観覧の理由になり得る。「どんなストーリーなのか」とともに「誰を観に行くのか」が重要になってくるわけだ。

キャラクターに向けたファンダムの関心が劇場での観覧につながっているという解釈だ。ただし、公開された興行数値だけでファンダム観客の比重やリピート観覧の規模まで確認することはできない。人気が観覧につながったという事実と、その繋がりがどの観客層でどれほど発生したのかは別問題である。

ヒットが示した可能性、収益性は別途計算

コンテンツ産業の観点から、今回の事例が投げかける問いは、キャラクターの認知度を有料消費にどれだけ転換できるかという点だ。

映画は既存のファンに新しいストーリーを提供する同時に、キャラクターに初めて触れる観客には世界観への入口になり得る。この2つの役割が共に機能するならば、劇場版は個別作品の枠を超え、知的財産権、すなわちIPの接点を広げる手段となる。『ちいかわ』のヒットをキャラクター事業の観点からも考察すべき理由がここにある。

だからといって、観客数の増加を関連企業の利益増加に直結させてはならない。映画振興委員会のウェブジンが集計した公開初週の売上高約73億ウォンは、劇場の売上指標であり、特定の企業が手にする売上や営業利益を意味するものではない。

事業性を判断するには、国内の版権および配給契約、コスト負担、収益配分の条件などを合わせて確認する必要がある。今回確認された公開興行データだけでは、該当条件や企業別の損益寄与度を算出することはできない。コンテンツの人気と投資対象としての収益性の間には、契約構造という段階がまだ残されているのだ。

「可愛さ」の次の課題は持続性

『ちいかわ』の現在の成績は、キャラクターへの愛着が劇場という有料消費の空間においても力を発揮できることを示している。同時に、長期的なヒットを判断するには今後の観客動向がさらに必要となる。187万人という累積実績とデイリーボックスオフィス1位だけで、最終的な興行規模を断定することはできない。

ヒットのあとの課題は、関心を持続させることだ。既存のファンには期待に応える経験を、新しい観客には次のストーリーへの好奇心を抱かせるきっかけを提供しなければならない。1回の観覧がキャラクターとのより深い関係につながるとき、IPの力も大きくなる。

小さくてかわいいキャラクターが叩き出した成績表は決して軽視できるものではない。『ちいかわ』が映画界に投げかけた問いは明確だ。人々がすでに好きな対象を、再びお金を払って出会いたいという経験へとどう拡張していくかという点である。

MARKET Times

MTIMES Global Editorial Statement

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