契約金・技術料とは別に支給…収益認識期間中に売上高へ反映
8月JRCでデータ協議…RNA置換酵素の適用疾患拡大を推進
アルジノミクス(476830)と米イーライリリーによる遺伝性難聴治療薬の開発協力において、追加資金が投入された。アルジノミクスは23日、リリーから4回目となる共同研究費を受領したと発表した。
今回の資金は、契約金および段階的技術料(マイルストーン)とは別に支給される研究遂行費用であり、総契約規模には含まれない。会計上は、収益認識期間にわたり売上高に反映される。
両社は昨年5月、グローバル研究協力・ライセンス契約を締結した。リリーが契約上のすべてのオプションを行使した場合、総額は13億ドルを超える可能性があり、商業化以降は製品販売に伴うロイヤルティーが追加で支払われる。契約金は両社の合意に基づき非公開となっている。
協力の基盤となるのは、RNAレベルで遺伝情報を矯正するアルジノミクスのRNA置換酵素プラットフォームである。両社はこの技術を遺伝性難聴に応用する候補物質を探索している。初期研究は合意された計画に従ってアルジノミクスが遂行し、後続の開発と商業化はリリーが担当する。
進捗状況は、定期的な共同研究委員会(JRC)の会議で点検される。同社側は、8月の会議においてデータに対するリリー研究陣の肯定的な意見を確認したと説明した。こうした運営方式は、9月の企業説明会でも紹介された。
アルジノミクスは難聴治療薬の候補物質の発見を継続する一方、RNA置換酵素プラットフォームの適用範囲を他の疾患へと広げるための研究開発とグローバルパートナーシップを推進する計画だ。







