金利低下・半導体強気はポジティブ…原油価格・ドル高による場中の変動性
連休を控え、指数は一服…通信機器・石油精製・ロボットなどの銘柄物色が続く
主要市場の動向
① 10年物国債利回りが5.23%に低下…金利ピークアウト論も浮上
場中に5.3%を超えた米10年物国債利回りは5.23%まで低下
フィリップ・ジェファーソン連邦準備制度理事会(FRB)理事が追加の政策判断には慎重であるべきだと述べたことで、ジョン・ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁に続き、10月の金利据え置き見通しを補強した
米財務省が60億ドル規模の国債買い戻し(バイバック)を実施した点や、フランスの財政不安によりドイツ・米国債へ資金が移動したことも金利低下に影響した
第3四半期の米国債利回りの上昇幅が1994年以降で最大水準に達しただけに、最近の上昇傾向は過度だったとの分析も提起されている
② マイクロン好決算の再評価…メモリピークアウト懸念が緩和
米国市場でマイクロン・テクノロジーが決算発表直後の時間外取引での下落を乗り越えて上昇したことで、国内の半導体投資心理にも一部ポジティブな影響
長期顧客が増加し、現在2028年までの物量を協議中である点がメモリ業界のピークアウト懸念を低下させる材料として作用
売上総利益率をめぐる懸念も、営業不振ではなくインセンティブ拡大の影響との説明
増設後も供給不足が続くとの見通しが加わり、半導体業界に対する肯定的な評価が続いている
③ 原油価格・ドル高は重荷…連休を控え調整局面
米国の3隻目の空母の中東移動と兵力増強の報道により、国際原油価格が上昇
ドルも強含み、国内証券市場の上昇幅を制限した
中国の石油製品輸出中断のニュースを受け、石油精製銘柄が強気を示し、通信機器・ロボット・海運なども上昇した
前日強かった半導体素材・部品・装置(ソブジャン)銘柄は、銘柄ごとに流れが分かれた
需給と業種
外国人は電気電子・金融・製薬などを売り越し、化学・流通・運輸倉庫・通信などを買い越した
KOSDAQ市場では、金融・電気電子業種を買い越した
機関は金融・金属・化学などを買い越し、電気電子・輸送装備・建設・ITサービスなどを売り越した
KOSDAQ市場では、電気電子・金属などを買い越した
シファンメン(市況マン)の視点
今日の市場では、原油価格は上昇し、金利は低下し、ドルは強含みとなりました。金利低下自体はポジティブですが、どのような理由で金利が低下したのかを検討する必要があります。
フランスの財政不安でユーロが弱含みとなり、米国債とドルに資金が移動したとすれば、金利低下には安全資産選好も一部反映されている可能性があります。金利低下とドル高が同時に現れた背景を確認しなければならない理由です。
ただし、中東情勢と欧州の財政不安、原油価格の動きは、すでに市場にある程度織り込まれた材料です。新たな方向性を作るというよりは、当面は変動性を高める要因として作用するかを見守る必要があります。
KOSDAQは4月以来初めて3週連続で上昇しました。9月から続いている銘柄物色も継続している様子です。通信機器や半導体素材・部品・装置をはじめ、既存の主導銘柄と政策・投資関連業種で循環物色が続くかを確認すべき時期です。
資料:シファンメンの株式物語 t.me/shmstory
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本記事は「シファンメンの株式物語」テレグラム投稿を著者の同意を得て再構成したものです。すべてのコンテンツには誤りが含まれる可能性があり、売買の推奨ではないため、取引の根拠として利用することはできません。当該投稿の内容は、いかなる場合においても法的根拠として使用することはできません。







