ウォラー理事、長期金利上昇による住宅・自動車需要の抑制効果に言及
市場、10月凍結に傾き…今夜の米消費者物価に注目
米連邦準備制度(FRB)の次回金利決定では、物価の動向とともに高まった借入コストが消費と投資に与える影響が主要な変数となる見通しだ。金融市場が今月の基準金利据え置きに重きを置く中、市場金利の上昇に伴う需要の鈍化が、追加利上げのタイミングを調整する余地を与えるかどうかに注目が集まっている。
ブルームバーグによると、FRBのクリストファー・ウォラー理事は13日(現地時間)、インドで開かれたイベントで、米長期国債利回りの上昇が住宅や自動車など金利に敏感な部門の需要を抑制しているとの見解を示した。FRBが直接意図した結果ではないにせよ、高まった市場金利が引き締め政策の役割を一部果たしているとの説明だ。
ダウ・ジョーンズによると、この日の米10年債利回りは5.216%に低下したものの、依然として5%を上回水準を維持した。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が同日引用したLSEGのデータでは、今月のFOMC会合での利上げ確率は19%となっている。市場は9月の利上げに続きすぐさま金利をさらに引き上げるよりも、一息入れる可能性を高く評価したわけだ。
長期金利が高水準を維持すれば、住宅ローンや企業の資金調達コストに負担がかかり、消費と投資が抑制される可能性がある。こうした効果が蓄積されれば、FRBは基準金利をさらに引き上げる前に、需要と物力の変化を見極める余地を確保することができる。
ただし、市場金利の引き締め効果を認めた発言を追加利上げ停止の宣言と受け止めるのは時期尚早だ。FRBは去る9月16日、基準金利の誘導目標のレンジを0.25%ポイント引き上げ、年3.75〜4.00%に調整した。当時の声明では、経済活動が堅調に拡大しているもののインフレ率は依然として高いとし、インフレ率を2%の目標に戻すための利上げだと説明していた。
ウォラー理事も先 aseguró 8日の公式演説で、経済指標が予想通りに出れば追加利上げが必要になるとの見通しを示している。同時に、利上げが毎回の会合で連続して行われる必要はなく、タイミングには柔軟性があるとの考えを示した。両発言を合わせると、物価を押し下げるための追加引き締め余地を残しつつ、利上げの間隔は経済や金融環境に合わせて調整できるというスタンスとして読み取れる。
追加利上げが必要だとしても、来年まで持ち越す必要はないとの見通しも出ている。ロイターによると、ニューヨーク連銀のジョン・ウィリアムズ総裁は13日、年内に1回の追加利上げが適切となり得るとした従来の立場を維持した。ただ、現在の見通しとしては来年に追加利上げが必要になるとは見ていないとした。これはFRB全体の決定ではなく、ウィリアムズ総裁の個人的な見通しである。
ボストン連銀のスーザン・コリンズ総裁は同日、年内に金利を小幅に引き上げるのが適切になると予想されると述べた。ただし、追加措置の必要性とタイミングは今後の経済指標やリスク評価にかかっていると付け加えた。FRB高官らが追加利上げを支持しながらも、具体的な道筋は指標を確認しながら決定する姿勢を示しているということだ。
当面の確認指標となるのは、今夜9時30分(韓国時間)に発表される米国の9月消費者物価指数(CPI)だ。次回連邦公開市場委員会(FOMC)会合が来る27〜28日に開催されるため、今回の物価指標は追加利上げのタイミングを判断する重要なデータとなる見通しだ。
今回の指標では、全体的な物価とともに食品・エネルギーを除くコア物価の動向を確認する必要がある。エネルギー価格上昇の影響が他の商品やサービスにどれほど波及したかが、追加引き締めの判断に影響を与える可能性があるためだ。チャールズ・シュワブも今回の物価発表において、エネルギー価格の上昇が経済全般の物価に波及したかどうかを主要なチェック対象として挙げている。
物価圧力が緩和されれば、FRBが高水準にある市場金利の効果を見極めながら利上げの間隔を調整する余地が大きくなる。逆に、物価上昇が広範囲に続けば、国債利回りの上昇だけで十分な引き締めが行われたと判断するのは難しくなる。今後の金利の道筋は、市場金利が消費と投資をどれほど冷え込ませるか、その変化がインフレの鈍化につながるかどうかにかかっている。







