ジェンセン・フアン氏の発言でコアウィーブ懸念が緩和…CXMTへの恐怖心も過大との評価が広がる
金利低下・半導体反発によりKOSPIは8営業日ぶり、KOSDAQは7営業日ぶりに上昇
主要市場動向
① ジェンセン・フアン氏「支援は不要」…コアウィーブ懸念が鎮静化
今週、AI投資への懸念を高めていたコアウィーブ(CoreWeave)の財務負担について、エヌビディア(NVIDIA)のジェンセン・フアンCEOが「楽観的」との立場を表明
資本コストが実際に低下しており、財務状況も持続的に改善しているとし、別途の支援は必要ないと述べた
支援の可能性ではなく、支援が不要であると一線を画した点が市場の懸念を和らげる要因となった
SPIは、ネオクラウド(NeoCloud)に対する懸念を和らげる発言と評価
ドイツ銀行やバンク・オブ・アメリカなども、直近の株価下落を説明できるファンダメンタルズの悪材料はないとの見方を示した
78セントまで下落していたコアウィーブの社債価格も80セント台前半まで回復
② CXMTへの懸念も緩和…「商用化ではなく試作レベル」
中国CXMTの4F²技術を巡る懸念についても、過大評価であったとの見方が広がっている
証券各社は現在公開されている技術について、本格的な商用化段階ではなく試作レベルであると評価
今週、半導体銘柄を圧迫した中国メモリメーカーの追撃とAI投資の持続性に対する懸念が、実際の産業変化よりも速く株価に反映されたとの認識が浸透
急落を主導したサムスン電子とSKハイニックスが反発し、自動車・製薬・半導体材料部品・証券なども大幅に上昇した
上昇銘柄数が圧倒的に多く、典型的な売られすぎ後のテクニカル反発の様相を呈した
③ 米長期金利が5%台に低下…引けにかけては上昇幅が縮小
5.3%を超えていた米長期金利が5%台に低下し、市場に安心感を提供
金利低下はインフレの沈静化というより、直近の市場変動性拡大に伴う安全資産選好の影響が大きかったと推定される
ケビン・ウォーシュ氏は、10月のFOMCに関して結論を先読みせず、今後のデータを見て判断するとの立場を示した
最近市場で提起された10月利上げ説と比較すると、強度は低いとの評価
取引終盤に外国人の先物売りが増加し、指数の上昇幅は縮小したが、当時米国先物や国際原油価格等に顕著な変化はなかった
新たな海外悪材料というよりは、短期急反発後の利益確定売りの影響と解釈される
需給と業種
外国人の売り圧力は沈静化し、電気電子を除いた大半の業種で買い越し
KOSDAQでは電気電子と機械を売却し、製薬・一般サービスを買い越した
機関投資家は電気電子・運輸倉庫・金融を売り越した一方、製薬・輸送装備・食品・ITサービス・娯楽などを買い越した
KOSDAQでは大半の業種で機関投資家の買い越しが見られた
サムスン電子とSKハイニックスが反発し、自動車・製薬・半導体材料部品・証券など、直近で下落幅が大きかった業種全般に買いが広がった
市況マンの視点
今週の市場は、1日2件のペースで半導体関連の悪材料ニュースが集中し、急落しました。特に中国メモリメーカーがニュースの中心に登場したという点は、昨年7月の急落当時と類似しています。
当時もアップルの中国産半導体購入の可能性、中国のDUV装置の技術力、メタの余剰演算能力の賃貸、エヌビディア次世代チップのメモリ搭載縮小説などが相次ぎ、市場を揺さぶりました。今回はETFのイシューよりも、外国人の需給とAI・中国メモリ関連ニュースの影響が大きかったという違いがあります。
今年に入りAI関連の懸念が四半期に1回のペースで繰り返されており、同じニュースに対する市場の反応も次第に大きくなっています。それだけAIと半導体に投資家の資金が集中していることを意味します。今後も同様の形態の変動性が繰り返される可能性を念頭に置く必要があります。
短期間で急落しただけに、反発過程も順風満帆とはいかない可能性があります。両市場はすでに売られすぎ圏内に進入しており、7月の安値水準まで押し下げられた下落幅は過度なものです。当面は需給の変動性を注視しつつ、既存の主導株や大型株を中心に銘柄別の反発の動きを見守る必要があります。
資料:シファンマンの株式物語 t.me/shmstory
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本記事は「シファンマンの株式物語」のテレグラム投稿を著者の同意を得て再構成したものです。すべてのコンテンツに誤りが含まれる可能性があり、売買を推奨するものではないため、投資判断の根拠として活用することはできません。本投稿の内容は、いかなる場合も法的根拠として使用することはできません。







