ジュソン・エンジニアリング、KOSDAQ時価総額2位まで上昇…業績を先行する企業価値
時価総額上位30社のうち半導体株が17社…2028年の業績見通しでも分かれる見解
半導体装置メーカーのジュソン・エンジニアリングが、年初のKOSDAQ時価総額57位から今月1日の場中には2位へと急騰した。わずか9カ月でエコプロを追い抜くほど企業価値が高騰したが、昨年の営業利益は313億ウォンにとどまり、今年の便宜は赤字を記録した。半導体関連株がKOSDAQ時価総額の上位を多数占める中、業績より先走った企業価値に対する点検が必要となっている。
今年5月、ハン화証券(※原文ママ、Hana証券)グローバル投資分析室長のイ・ジェマン氏は、SKハイニックスがサムスン電子の時価総額を追い抜く状況を強気相場の過熱に対する警告シグナルとして提示した。特定の企業に対する成長期待が時価総額の順位まで塗り替えるほど高まった点に着目したものである。ジュソン・エンジニアリングの急浮上もまた、将来の業績に対する期待が企業価値にどれほど反映されているかを見極める契機となった。
年初の57位から2位へ…「ジュソン殿下」の急浮上
ジュソン・エンジニアリングは10月1日の場中でエコプロを抜き、KOSDAQ時価総額2位に浮上した。当時の時価総額は11兆2252億ウォンに達した。半導体装置株に対する期待が高まる中、投資家らの間では「ジュソン殿下」という異名まで登場した。
ジュソン・エンジニアリングだけの躍進ではない。今年最初の取引日におけるKOSDAQ時価総額上位10社の中に半導体関連株は1社もなかったが、10月初めには6社に増加した。19日の韓国取引所(KRX)のデータ基準でも、ジュソン・エンジニアリング、イオテクニクス、ウォ익IPS(※原文:원익IPS -> Wonik IPS)、リノ工業など4社が上位10社に含まれている。
上位30社に範囲を広げると、半導体関連株は17社となり、今月明初め(※原文:이달 초)と同じ水準を維持した。最上位圏では一部の銘柄が押し出されたものの、KOSDAQ時価総額上位30社の半数以上を半導体関連株が占めている。
ジュソン・エンジニアリングは19日の終値が20万9500ウォン、時価総額が9兆7378億ウォンで4位を記録した。今月1日に場中で記録した時価総額11兆2252億ウォンと比較すると、約1兆4900億ウォン減少した。
株価上昇を牽引したのは現在の業績よりも、今後の半導体装置需要拡大に対する期待だった。SKハイニックスの生産施設拡充や中国のメモリーメーカーによる設備投資の拡大、次世代原子層堆積(ALD)装置の需要増加が、ジュソン・エンジニアリングに新たな受注の機会を提供している。
半導体プロセスが微細化するほど高性能堆積装置の重要性が増すという点から、技術競争力に対する評価も高まった。しかし、顧客企業の設備投資拡大が実際の装置納品や利益増加につながるまでには時間がかかる。
10倍成長の期待の中で交錯する見通し…テスラへの供給仮定まで
今年上半期に56億ウォンの営業損失を記録したジュソン・エンジニアリングに対し、証券会社は2028年の大幅な業績改善を予想している。LS証券は今年8月のレポートで、2028年の営業利益を3164億ウォンと予測した。昨年の業績の約10倍に達する規模だ。半導体装置の売上拡大と固定費負担の緩和を背景に、営業利益率も40.1%まで高まると予想した。
一方、BNK投資証券が6月に提示した2028年の営業利益の見通しは1780億ウォン、営業利益率は24.6%である。両証券会社の予想営業利益には1384億ウォン、約1.8倍の開きがある。
両レポートは発刊時点や事業別の前提条件に違いはあるものの、同じ企業の2028年の収益性を巡り、予想値が大きく食い違っている。
特にLS証券は、半導体装置だけでなく太陽光の新事業にも約4兆2000億ウォンの価値を付与した。この評価には、テスラが今後拡充すると推定される太陽光の新規生産能力に必要な装置を、ジュソン・エンジニアリングが全量供給するという仮定が含まれている。実際の契約が確定した物量ではなく、証券会社が予想した事業機会を企業価値に反映させたものだ。
BNK投資証券は成長潜在力を認めつつも、バリュエーションの負担を理由に投資意見「保有(ホールド)」を提示した。当時の目標株価は19万ウォンで、19日の終値20万9500ウォンよりも低い。
両証券会社ともに半導体設備投資の拡大に伴う成長可能性には注目している。しかし、予想受注規模や収益性に対する判断が分かれたことで、2028年の営業利益見通しも大きく乖離することになった。
時価総額は先走ったが…業績とのギャップは依然として存在
ジュソン・エンジニアリングの時価総額2位浮上は、KOSDAQにおいてアルテオジェン(Alteogen)に次いで高い企業価値を認められたことを意味する。しかし、時価総額1位のアルテオジェンと業績を比較すると、両社が現在確保している収益基盤には相当な開きがある。
昨年のアルテオジェンの営業利益は1069億ウォンで、ジュソン・エンジニアリング(313億ウォン)の3倍を上回った。今年の半期では、アルテオジェンが735億ウォンの営業利益を上げたのに対し、ジュソン・エンジニアリングは56億ウォンの営業損失を記録し、格差はさらに広がった。
2028年の営業利益見通しでも差は続く。アルテオジェンの証券会社コンセンサスは5785億ウォンで、LS証券が予想したジュソン・エンジニアリングの3164億ウォンより約1.8倍高い。アルテオジェンはMSDの「キイトルーダ」皮下注射(SC)製剤の商業化が始まり、販売実績に連動する収益が期待できるようになった。一方のジュソン・エンジニアリングは、半導体設備投資の拡大に伴う需要を実際の装置受注と利益増加につなげなければならない。
もちろん、新薬技術移転企業と半導体装置メーカーでは事業モデルが異なり、営業利益だけで企業価値を単純比較することは難しい。ジュソン・エンジニアリングもまた、次世代堆積技術とグローバル顧客層拡大の可能性が評価されている。成長可能性に対する期待がすでに時価総額に反映されているだけに、今後はそれを裏付ける業績が重要となる。
年初に57位だったジュソン・エンジニアリングが9カ月で時価総額2位まで上昇したことは、KOSDAQの半導体株に集中した期待を物語っている。19日には4位に後退したが、上位30社のうち半導体関連株が17社に達する流れは依然として続いている。ジュソン・エンジニアリングの急浮上が半導体「素・部・材」(素材・部品・装置)株への偏りのピークだったのかは、まだ分からない。今後の受注と利益増加が、高まった企業価値をどれだけ裏付けられるかによって、市場の評価も変わり得る。







