イーライリリー3.49%・ユナイテッドヘルス3.04%上昇
3M、利益見通し引き上げで5.78%高…大型テック株は軟調
20日(現地時間)のニューヨーク証券市場では、ヘルスケア関連銘柄が堅調な動きを見せ、ダウ工業株30種平均の押し上げを主導した。好業績と年間利益見通しを発表した3Mも大幅に上昇した。一方、アップルやマイクロソフト(MS)などの大型テック株が下落し、ナスダック総合指数は小幅安で取引を終えた。
ダウ平均は前取引日比1.02%高の52,495.88で引けた。S&P500指数は0.28%高の7,712.57を記録し、ナスダック指数は0.02%安の26,424.82で取引を終えた。
ヘルスケア部門では製薬会社と医療保険会社が軒並み上昇した。イーライリリーは3.49%高の1,283.66ドルで引けた。ユナイテッドヘルスは3.04%、ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)は2.19%上昇し、メルクとアムジェンもそれぞれ3.25%、3.29%高となった。エレバンス・ヘルスは2.31%上昇した。
3Mは5.78%高の171.37ドルで取引を終え、ダウ平均の上昇を支えた。同社の第3四半期調整後1株当たり利益(EPS)は2.50ドルとなり、同基準で調整した前年同期比で12%増加した。年間の調整後EPS見通しは、新算出基準に換算した従来の8.95〜9.10ドルから9.10〜9.15ドルに引き上げられた。3Mは今回の非GAAP(米国会計基準外)調整後業績において無形資産償却費を除外しており、提示された比較期間についても同基準を適用した。
金融株も上昇トレンドに加わった。JPモルガン・チェースは0.52%、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は0.50%上昇した。ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーはそれぞれ1.03%、1.08%高となり、バークシャー・ハサウェイB株は1.43%上昇した。
大型テック株は下落した銘柄が目立った。アップルは1.00%、マイクロソフトは0.31%、アルファベット(グーグル親会社)A株は1.13%下落した。メタとネットフリックスもそれぞれ1.59%、1.66%安となった。テスラは1.54%上昇し、アマゾンは0.07%高にとどまった。
主要半導体銘柄も軟調だった。エヌビディアは0.29%、AMDは0.62%、マイクロン・テクノロジーは0.98%下落した。製造装置メーカーの下落幅はさらに大きかった。ラムリサーチは3.21%、KLAは2.80%、アプライド・マテリアルズは1.97%下落した。
テック株の中でもソフトウェアおよびストレージ関連銘柄は上昇した。アドビは3.90%、サービスアノウは2.88%、オラクルは1.20%高となった。ウエスタンデジタルとシーゲイト・テクノロジーもそれぞれ3.44%、2.17%上昇した。大企業プラットフォームや半導体銘柄が振るわない中でも、個別セクターごとに買いが続いた。
こうした動きを巡り、人工知能(AI)投資の収益性に対する警戒感が、テック株以外の投資機会を探る流れにつながっているとの分析が出ている。ロイター通信によると、プランテ・モラン・フィナンシャル・アドバイザーズのジム・ベアード最高投資責任者(CIO)は、AI投資のマネタイズ(収益化)に対する疑念が残る中、市場の他の領域へのセクターローテーション(循環物色)が見られると説明した。同氏は小型株やヘルスケアの上昇を例に挙げ、ヘルスケアをこうした流れの恩恵を受ける業種の一つに挙げた。
原油先物は取引時間中の上昇分を吐き出し、反落して引けた。北海ブレント12月物は取引時間中に一時1バレル=111.99ドルと5カ月ぶりの高値を記録したが、清算値は前取引日比0.69%安の108.79ドルだった。米国とイランの間を仲介してきたパキスタン陸軍参謀総長がイラン大統領と会談する中、市場は仲介の動きと中東のエネルギー施設・船舶攻撃に伴う供給ひっ迫リスクの両方を注視した。



![[ニューヨーク市場マスク | 10月20日] 医療株が堅調でダウ1.02%高…大型テック株の不振でナスダックは小幅安](https://media.markettimes.co.kr/1791926408727-1-800x600.webp)


![[Big Insight - メル] 今投資すれば米株は勝率100%って本当か?](https://media.markettimes.co.kr/%EB%A9%94%EB%A5%B4%20%EB%A9%94%EC%9D%B8%EC%9D%B4%EB%AF%B8%EC%A7%80-400x300.webp)
